2009年9月2日水曜日

神の実在と来世の実相

原理講論P.33、総序より

「人間が宗教を信じようとしないのは、神の実在と来世の実相とを知らないからである。いかに霊的な事実を否定する人であろうと、それらのことが科学的に証明されるならば、信じまいとしても信じざるを得ないのが人間の本性である。」
「また、現実世界に人生の究極の目的をおく人々は、だれしも、最後にはむなしさを味わわずにはいられない。これまた人間の天性の発露であり、何人といえども避けることのできない感情である。」

・・・むなしさを味わわずにはいられない・・・

私がまだ小学生のころ、父にプラモデルやラジコンを買ってくれと、
よくおねだりをしていました。

自分が欲しい物があると、それを手に入れたくて、
朝から晩までそのことをずーっと考え続けて、
そして、勇気を持って父におねだりです。

でも、すぐに「いいよ」とは言ってくれない父でした。
それでも、子供ながらに父を説得し、

「じゃあ買っていいよ」
と言ってくれた時の喜びは最高です。

さて、いよいよ欲しかった物が手に入るわけですが、
実際に目の前に来ると、いつも感じたのは、
・・・「なんかちがう・・・・」
嬉しいのは嬉しいのですが、喜びが半減して「なんかちがう」のです。

今思えば、「むなしさ」を感じていたのです。

そうなんです、私が最高に喜んでいたのは、
目の前に現実にある物(プラモデルとかラジコンとか)ではなくて、
私が欲しい物を、父が理解して買ってくれるという、

「父の愛情」を感じて喜んでいたのだなぁ・・・ということ。

統一原理を学んで、今になってようやく悟ることができた世界です。

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