2010年1月14日木曜日

見物者のいない博物館

原理講論p.58、創造原理

第二節 万有原力と授受作用及び四位基台
(三)正分合作用による三対象目的を完成した四位基台
(4)四位基台の存在様相 より

「もしも、被造世界に人間が存在しないならば、その被造世界は、まるで、見物者のいない博物館のようなものとなってしまう。」
「つまり、博物館のすべての陳列品は、それらを鑑賞し、愛し、喜んでくれる人間がいて初めて、歴史的な遺物として存在し得るところの因縁的な関係が、それらの間で結ばれ、各々その存在の価値を表すことができるのである。」
「もしも、そこに、その中心となる人間が存在しないとすれば、それらはいったいいかなる存在意義をもつであろうか。」

・・・いかなる存在意義・・・

この世にあるすべての存在の、
その存在意義を考えることは、めったにないと思います。

そして、その存在だけを見つめても
回答を得ることができないのです。

しかし、人間が存在するするがゆえに、
人間以外のすべての存在があると理解すれば、
すべての存在に、その存在意義を見出すことができるのです。

人間以外のすべての存在(万物)は、
人間のために存在しているのです。

そして、その万物によって、人間は人生を豊かなものにすることができますね。

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