原理講論p.28、総序より
「現実を離れた来世はあり得ないがゆえに、真の肉身の幸福なくしては、その心霊的な喜びもあり得ないのである。」
「しかしながら、今日までの宗教は来世を探し求めるために、現実を必死になって否定し、心霊的な喜びのために、肉身の幸福を蔑視してきたのである。」
・・・肉身の幸福を蔑視・・・
宗教的に真理を追求しようとすると、
その先には必ず、肉身の欲望との葛藤が生じる。
そして、心霊的な世界を善、肉欲の世界を悪のように見つめてしまった。
でも、私たちがこの世界で幸福を求めようとするなら、
目で見て、からだで触れて、肉体で体験できる幸福も必要。
それは、自分のからだが一番よく知っていますよね。
それを無理に否定しようとするところに、宗教の限界があるのでした。
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