2009年11月9日月曜日

無形にいます神の神性

原理講論p.42、創造原理
第一節 神の二性性相と被造世界
(一)神の二性性相 より

「あたかもすべての作品は、その作者の見えない性稟(せいひん)の実体的展開であるように、被造世界の森羅万象は、それを創造し給うた神の見えない神性の、その実体対象として展開されたものなのである。」

・・・神性の、その実体対象・・・

自然界における、森羅万象を目撃する時、
例えば、

荘厳な山々、深い緑に包まれた森・・・

静かな湖畔に霧が立ち込める姿・・・

薄明るい東の空から昇ってくる太陽・・・

荒れ狂う波しぶきが雪のように舞い散る海岸・・・

・・・偶然に、このような場面に遭遇したと思ってしまえば、
何の情緒も、感動も生じないでしょうね。

「神が宿るような世界だなぁ」と思うからこそ、
そこに畏敬の念を感じ、また感動をおぼえ、
誰もが神性を感じる瞬間なのではないでしょうか。

実体対象とは、この世にある全て存在の事を指します。

この世にある全ての存在には、神性が宿っていると考えたらわかりやすいのです。

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