2009年11月27日金曜日

あらゆる存在の第一原因

原理講論p.46、第一章創造原理

第一節神の二性性相と被造世界
(一)神の二性性相より

「この存在は、まさしく、あらゆる存在の第一原因として、これらすべてのものの主体となる性相と形状とを備えていなければならない。存在界のこのような第一原因を我々は神と呼び、この主体的な性相と形状のことを、神の本性相と本形状というのである。」
「我々は、今、パウロが論証したように、あらゆる被造物に共通に見られる事実を追求することによって、神は本性相と本形状の二性性相の中和的主体として、すべての存在界の第一原因であられることが理解できるようになった。」

・・・二性性相の中和的主体・・・

神は無形の存在なので、本性相も本形状も無形です。
中和とはどちらにもかたよらないで、バランスの取れた状態を意味します。

もっとわかりやすく表現すれば、
「思い」(性相)と「行動」(形状)が一致している、ということになるかと思います。

そして、「すべての存在界の第一原因」なので、「主体」となります。

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