2009年12月9日水曜日

神とは

原理講論p.47 創造原理
第一節 神の二性性相と被造世界
(一) 神の二性性相 より

「神は本性相と本形状の二性性相の中和的主体であると同時に、本性相的男性と本形状的女性との二性性相の中和的主体としておられ、被造世界に対しては、性相的な男性格主体としていまし給うという事実を知ることができる。」

・・・性相的な男性格主体・・・

神とはどのような存在であるのか?
という問いに対する答えがここにあります。

『本性相』と『本形状』は、人間に例えると『心』と『体』
中和的主体ということは、ひとつになって調和している状態。
わかりやすく表現するならば、愛の人格を完成している状態。

『本性相的男性』と『本形状的女性』・・・男と女ということですが、
中和的主体とは、どのような状態をあらわすのかというと、

男女が一つになり、夫婦となり、『親』として存在していることをあらわします。

そして、「性相的な男性各主体」・・・
すなわち、私たち人間をはじめとする全ての存在に対しては、
目に見えない『父親』として接してくださる『神様』ということです。

ちなみに、『本形状的女性』なので、「母なる大地」といいますね。

私たち人間は、大地という母体の中で生きているということになります。
母の胎中で生きていれば、当然、親の顔は見ることができません。
でも、胎中に語りかける親の声は聞こえますね。

そう、それが神の声です。

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