2009年12月19日土曜日

授受作用

原理講論p50、創造原理
第二節万有原力と授受作用及び四位基台
(二)授受作用

「あらゆる存在をつくっている主体と対象とが、万有原力により、相対基準を造成して、良く授け良く受ければ、ここにおいて、その存在のためのすべての力、すなわち、生存と繁殖と作用などのための力を発生するのである。このような過程を通して、力を発生せしめる作用のことを授受作用という。」
 
・・・万有原力により、相対基準を造成・・・
 
『万有原力』は、相手と「関わりを持ちたいなあ」というような力の源です。
 
『相対基準を造成』とは、例えば「あいさつ」をしたり、「笑顔」で会釈したり、
最初に相手にアプローチしようと考え、それを行動に表します。
 
それを受けた相手の人が、さらに『万有原力』によって、
そのアプローチしてくれた人に意識を合わせようとします。
 
そして、お互いの気持ちが通じれば、相対基準が造成されます。
つまり、対話が始まります。
 
それが授受作用です。
 
すべての存在は、初めに相手にアプローチしようとする力によって存在します。
すなわち、『授ける』ことからすべてが始まります。「為に生きる」ということです。

すべての存在の基本ですね。

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