2009年5月26日火曜日

物質による結果の世界において

原理講論p24、総序より
「実際の人生の行路において、人間が歩んできた過程を二つに大別してみると、その一つは、物質による結果の世界において、人生の根本問題を解決しようとする道である。」
「このような道を至上のものと考えて歩んできた人々は、極度に発達した科学の前に屈伏し、科学の万能と物質的な幸福とを誇りとしている。しかし人間は、果たして、このような肉身を中心とした外的な条件のみで、完全なる幸福を得ることができるであろうか。」

・・・科学の万能と物質的な幸福を誇りとしている・・・

私も、科学の力と経済的豊かさで幸せになれる
と、思って、技術系サラリーマンとなり、
その業界では高い技術に誇りを持って仕事をしておりました。

自分の幼いころからの夢であった、技術者となったわけで、
それはそれで、夢を実現した喜びはありましたが、

しかし、何故か「虚(むな)しさ」を感じるのでした。

なんとなく、心が満足していないというか・・・
なんだかすっきりしない気持で仕事をしている自分がいました。

どうしてそういう気持ちになったのか・・・
それは、統一原理を学んでみて、
ようやく理解できました。

肉身を中心とする外的な豊かさ、だけでは、ダメだったのです。

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