2009年5月28日木曜日

原因的な本質世界において、人生の根本問題を解決

原理講論p.25-26、総序より
「人間が歩んできたいま一つの過程は、結果的な現象世界を超越して、原因的な本質世界において、人生の根本問題を解決しようとする道であった。」
「この道を歩んできたこれまでの哲学や宗教が多大の貢献をなしたことは事実である。」

・・・哲学や宗教が多大の貢献・・・

哲学や宗教は、人生を豊かに過ごすため、
とても参考になることは事実だと思いますが、

日本人って、どちらかといえば宗教を軽視する傾向にありますよね。
でもその姿勢は、世界の非常識らしいです。

私の友人が、ニュージーランドに留学し、
ホームステイした時のことでした。

そのホストファミリーは敬虔なクリスチャンで、
食前、欠かさず、祈祷していました。

そのホストファミリーから、質問されました。
「君の宗派は何かね?」

彼は当たり前のように、こう答えました。
「僕は、無宗教です。」、と。

そのホストファミリーは驚いた様子で、
そして軽蔑にも似たまなざしで見つめて、

「では、あなたは何を信じて生きているのか?!」

と、言われたました。

相当なカルチャーショックだったようです。

そして帰国後、彼は母親にこう言ったそうです。
「お母さん、僕はどの宗教を信仰したらいいの?」、と。

世界中のほとんど人々は、信仰をもって当たり前なのです。
日本人ぐらいだと思いますよ、

特定の宗教をもたない民族は。

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